二輪旧車再生マニュアルVol.3
二輪旧車再生マニュアルも
ついに3冊目になりました。
⇒二輪旧車再生マニュアル Vol.3
１冊目で終わらずに続くということは
人気がある・・・と言うか
利益が出るだけは売れていると言うこと。
1、2冊目が売れずに赤字だったら
続くわけはないですからね。
人気があるとは
あえて書きませんでした。
需要自体は少ないのが
分かっている本だからです。
バイクの中でも旧車。
旧車趣味でも乗るのではなくレストア。
かなり限られた趣味ですよね。
実際私も本を買っていますが
実践することはないと思っています。
単純に知的好奇心。
メンテナンスも好きなので
読んでいて面白いから買っている。
そんな状態です。
自分のバイクが古くなってきたから
と言う理由もありますが。
本の内容を実践することがあるのか？
と言われたら恐らくないでしょう。
理由は簡単で費用の問題。
そこまでお金を使ってまで
復活させたいバイクなのか？
と言うことです。。
いわゆる名車の旧車でないなら
古いバイクは安く買えます。
安く買って自分で直せば
バイクを安く手に入れられる。
そう考える人もいるのですが。
この本に出ているような内容をやるなら
新車を買うほうが安いでしょう。
そこまで専門的なことはしないとしても
程度の悪いバイクを復活させるのは
費用対効果で考えると割に合いません。
素直に程度の良い中古車を買うほうが
結果的には安くなるでしょう。
お金の問題ではなく
好きなバイクだから直したい。
こういう人しか
この本は役に立ちません。
本当の意味でこの本が必要な人なんて
世の中にほとんどいないはず。
だから人気がある本とは
言えないと思っています。
今後はバイクも電動化していくのが
世の中の流れでしょう。
キャブレターが要らなくなって
ついにエンジンも要らない時代です。
モーターがホイールを直接回せば
チェーンも要りません。
電子制御も進んで
素人が手を出せる部分なんて
無くなっていくのでしょうね。
そんな時代になっても
現在のバイクを乗りつづけたい。
そう思う人ならこの本を持っていても
良いのかもしれません。
バイク屋よりももっと狭く専門的な分野。
ある技術に特化したお店があることを
知っているだけでも選択肢が広がります。
焼付粉体塗装やウェットブラストなんて
普通の人なら存在すら知らないような
ニッチなショップですからね。
